2009年12月11日金曜日

阪神ジュベナイルF(12月13日 阪神芝1600m 馬齢 2歳牝馬 G1)

 2歳牝馬女王決定戦。桜花賞と同条件で行われるため、来年のクラシックにも繋がる重要なレース。昨年から日程が1週繰り下がったが、レース条件の変更はない。データは旧コースの時も含めて99年以降の過去10年を参考。過去10回で3着以内に好走した全30頭は以下のランクにあてはまる。

1.同年に牡馬混合OPクラスの芝1600m以上で3着以内
04年 8番人気1着ショウナンパントル(新潟2歳S2着)
03年 6番人気1着ヤマニンシュクル(札幌2歳S3着)
02年 6番人気3着ブランピュール(コスモス賞1着)
00年 1番人気1着テイエムオーシャン(札幌2歳S3着)

2.過去にOPクラスの芝1200m以上で1着
06年 1番人気2着アストンマーチャン(小倉2歳S1着)
04年 3番人気2着アンブロワーズ(函館2歳S1着)
04年 1番人気3着ラインクラフト(ファンタジーS1着)
03年 12番人気3着コンコルディア(カンナS1着)
02年 1番人気1着ピースオブワールド(ファンタジーS1着)
01年 7番人気1着タムロチェリー(小倉2歳S1着)
00年 6番人気2着ダイワルージュ(新潟2歳S1着 ※中山芝1200)
99年 1番人気1着ヤマカツスズラン(ききょうS1着)
99年 3番人気2着ゲイリーファンキー(新潟2歳S1着 ※新潟芝1400)

3.過去にOPクラスの芝1200m以上で2着
08年 3番人気2着ダノンベルベール(芙蓉S2着)
07年 2番人気3着エイムアットビップ(ファンタジーS2着)
00年 7番人気3着リワードアンセル(新潟2歳S2着 ※中山芝1200)

4.過去に500万クラスの芝1600mで連対
01年 2番人気3着オースミコスモ(赤松賞1着)

5.過去に牡馬混合の500万クラスの芝1000m以上で3着以内
07年 3番人気1着トールポピー(黄菊賞2着)
06年 4番人気1着ウオッカ(黄菊賞2着)
06年 2番人気3着ルミナスハーバー(500万1着 ※京都芝1400)
05年 8番人気1着テイエムプリキュア(かえで賞1着)
02年 11番人気2着ヤマカツリリー(500万3着 ※京都芝1400)
01年 9番人気2着アローキャリー(500万1着 ※札幌芝1000)

6.過去に500万クラスの芝1400m以上で連対
99年 2番人気3着マヤノメイビー(りんどう賞1着)

7.前走芝1200m以上の新馬で1着(キャリア1戦)
08年 4番人気3着ミクロコスモス(新馬1着 ※東京芝1600)
07年 8番人気2着レーヴダムール(新馬1着 ※京都芝1600)
05年 9番人気2着シークレットコード(新馬1着 ※東京芝1600)
05年 2番人気3着フサイチパンドラ(新馬1着 ※京都芝1800)
03年 10番人気2着ヤマニンアルシオン(新馬1着 ※京都芝1200)

8.前走芝1600m以上のレースで圧勝(0.5秒差以上)
08年 1番人気1着ブエナビスタ(未勝利1着 ※京都芝1600)


 コース改装により06年から外回りコースで行われているが、データ的には以前の本競走の傾向とそれほど変わっていない。かつてに比べて枠順や展開上の有利・不利を考える必要はなくなったが、波乱含みのレースだ。
 その要因はいくつかあるが一つは距離。この時期の2歳馬は、全馬が芝のマイル戦を経験しているわけではなく、また、これまでの重賞レースの大半がマイルよりも短い距離で行われているからだ。必ずしも距離経験が必要というわけではないが、ないよりはあった方がいい。特に人気馬を狙う場合は、信頼度に大きく影響してくる。

 ランク1であげたように、OPクラスの芝1800m以上の実績は強調材料。特に牡馬混合重賞での実績は強力になることがある。04年1着ショウナンパントル、03年1着のヤマニンシュクルは好配当をもたらした。

 ランク2はその他のOPクラスの勝ち馬。年によっては該当馬が多くなってしまうが、仕方がない。過去、好走頭数そのものは多い。

 ランク3はランク2よりやや落ちるタイプ。連対馬だが、どこまで押さえるかは微妙なところ。昨年2着のダノンベルベールは芙蓉S2着後、赤松賞を快勝。連対率は100%で挑んだ。同組はランク4のオースミコスモも出している。

 ランク5は牡馬混合の500万クラスの実績馬。ここはかなり盲点になるところだが侮れない。特に京都芝1800mの黄菊賞が近年の好ステップ。昨年はジェルミナルが不発に終わったが、トールポピー、ウオッカと、コース改装後に2回優勝馬を出している。05年のテイエムプリキュアは2戦2勝ながら8番人気と軽視されていた。

 ランク6はランク5の牝馬限定版。主にりんどう賞組が該当する。

 ランク7はまだ勝ち馬こそ出ていないが、配当的に狙う手は十分あるだろう。03年のヤマニンアルシオン以外は、マイル以上の勝ち馬。デビュー戦での勝ち時計の速さはあまり関係なく、勝ちっぷりなどで判断した方がよさそうだ。

 ランク8のブエナビスタは例外パターンだが、条件を設定するならば前走芝1600m以上のレースで圧勝(0.5秒差以上)している馬ということになるだろう。

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