一年を締めくくる大一番。現役最強クラスの馬たちが、最後の力を振り師走の中山で激突する。データは99年以降の過去10年を参考。過去10回で3着以内に好走した全30頭は以下のランクにあてはまる。
1.同年の天皇賞(秋)とJCで1着
04年 1番人気1着ゼンノロブロイ(JC1着/天皇賞秋1着)
00年 1番人気1着テイエムオペラオー(JC1着/天皇賞秋1着)
99年 2番人気2着スペシャルウィーク(JC1着/天皇賞秋1着)
2.同年に芝2000~2400mの古馬牡馬混合G1で連対、かつ過去に芝2400m以上のG1で連対
08年 1番人気1着ダイワスカーレット(天皇賞(秋)2着/07年有馬記念2着)
06年 1番人気1着ディープインパクト(宝塚記念1着/JC1着ほか)
05年 4番人気1着ハーツクライ(宝塚記念2着/JC2着)
04年 3番人気2着タップダンスシチー(宝塚記念1着/03年JC1着ほか)
03年 1番人気1着シンボリクリスエス(天皇賞秋1着/02年有馬記念1着)
02年 2番人気1着シンボリクリスエス(天皇賞秋1着/日本ダービー2着)
00年 2番人気2着メイショウドトウ(天皇賞秋2着ほか/JC2着)
99年 1番人気1着グラスワンダー(宝塚記念1着/98年有馬記念1着)
3.同年秋以降に芝のG1で連対
07年 5番人気2着ダイワスカーレット(エリザベス女王杯1着ほか)
07年 6番人気3着ダイワメジャー(マイルCS1着)
06年 6番人気2着ポップロック(メルボルンC2着)
06年 3番人気3着ダイワメジャー(天皇賞秋1着ほか
05年 1番人気2着ディープインパクト(菊花賞2着)
03年 4番人気2着リンカーン(菊花賞2着)
01年 3番人気1着マンハッタンカフェ(菊花賞1着)
01年 6番人気3着トゥザヴィクトリー(エリザベス女王杯1着)
99年 5番人気3着テイエムオペラオー(菊花賞2着)
4.同年に芝1800m以上のG2で連対、かつ過去にG1で3着以内に好走経験がない古馬
08年 14番人気2着アドマイヤモナーク(日経新春杯1着ほか)
08年 10番人気3着エアシェイディ(AJC杯1着)
07年 9番人気1着マツリダゴッホ(オールカマー1着ほか)
02年 13番人気2着タップダンスシチー(日経賞2着)
02年 8番人気3着コイントス(アルゼンチン共和国杯2着 ※中山芝2500)
01年 13番人気2着アメリカンボス(AJC杯1着ほか)
00年 13番人気3着ダイワテキサス(中山記念1着)
5.過去1年以内に芝2200m以上のG1連対
05年 6番人気3着リンカーン(03年有馬記念2着)
04年 9番人気3着シルクフェイマス(宝塚記念2着)
03年 3番人気3着ゼンノロブロイ(日本ダービー2着)
過去10年を振り返ってみると、大荒れとなる年と堅く収まる年のどちらかになる印象が強い。堅く収まるということは、実績十分の確固たる軸馬が存在するというわけで、そういう馬が出走してくれば話は早い。
本競走で最も信頼できる中心馬とはランク1。同年の天皇賞(秋)とJCを両方勝利している馬だ。極めて厳しい条件なので、そうそう出現はしないが、勝ち負けの確率は非常に高いだろう。
次のランク2でも上位人気に支持された古馬勢がズラリと顔をそろえる。同年の宝塚記念、天皇賞(秋)、JCでの連対が最低条件。なおかつ、過去に別の芝2400m以上のG1で連対実績がほしい。
こちらも厳しい条件だが、08年ダイワスカーレット、06年ディープインパクトはここに該当。05年はハーツクライがディープインパクトを破る金星。先行策というのは予想外だったが、データ上ではディープインパクトよりも上位に位置していたし、勝たれても何ら不思議はなかった。
しかし、一方人気で飛ぶケースもある。07年はメイショウサムソン、ポップロックといった天皇賞(秋)、JCの連対馬が崩れた。01年は前年の1、2着馬のテイエムオペラオーとメイショウドトウが、ともに沈んで大波乱の決着だった。
本競走は年齢面も重要になり、若い3歳、4歳勢が非常に強い。これがシーズン末期の余力という点にも繋がってくるのだと思うが、G1実績が豊富な馬でも5歳以上の馬は、ハンデを背負うことを念頭に置いておきたい。
ランク3ではシンプルに今秋の芝G1で連対実績があるかどうかにポイントを絞った。過去10年、優勝を果たしたのはマンハッタンカフェのみという点は気になるが、好走馬の数は多くなる。
次のランク4が穴馬候補。過去10年、人気薄で馬券になった馬は3歳馬よりも古馬が多い。そして、その古馬は過去にG1で3着以内に好走経験がなかったにもかかわらず、ここで激走を果たしているのだ。
特に前走JCや天皇賞(秋)惨敗からの巻き返しには注意で、東京のG1の結果はあまり気にしないほうがいい。同年に芝1800m(できれば芝2200m)以上のG2で連対実績がある馬ならば、穴馬としての資格がある。オールカマーやAJC杯、日経賞といった中山芝のG2で好走経験があれば、なおいい。
最後のランク5は、過去1年以内に芝2200m以上のG1連対馬で3着候補だ。

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