2009年12月4日金曜日

ジャパンカップダート攻略

 ダート中距離の最強馬決定戦。昨年から開催が1週間繰り下がり、なおかつ東京ダート2100mから阪神ダート1800mへと舞台が変わった。しかし、データは第一回が行われた00年以降の全9回を参考。02年は中山開催で行われたが、その年も含む。過去9回で3着以内に好走した日本馬25頭は以下のランクにあてはまる。

1.過去に東京芝1600m以上のG1で1着、かつダ1600m以上の重賞で連対
02年 5番人気1着イーグルカフェ(00年NHKマイルC1着/01年武蔵野S2着)
01年 1番人気1着クロフネ(NHKマイルC1着/武蔵野S1着)

2.同年にダ2100m以上のG2以上で1着、かつダ2000m以下のG1で3着以内
08年 7番人気2着メイショウトウコン(ブリーダーズGC1着/JBCクラシック3着)
07年 1番人気1着ヴァーミリアン(川崎記念1着/JBCクラシック1着)
04年 4番人気1着タイムパラドックス(ブリーダーズGC1着ほか/JBCクラシック3着)
01年 3番人気2着ウイングアロー(ブリーダーズGC1着/フェブラリーS2着)
00年 4番人気1着ウイングアロー(ブリーダーズGC1着/フェブラリーS1着ほか)

3.同年にダ1800~2000mのG1で1着
08年 1番人気3着ヴァーミリアン(JBCクラシック1着 ※園田ダ1870)
05年 1番人気1着カネヒキリ(ダービーグランプリ1着)
04年 1番人気2着アドマイヤドン(JCBクラシック1着 ※大井ダ2000ほか)
03年 1番人気2着アドマイヤドン(JBCクラシック1着 ※大井ダ2000)
02年 1番人気3着アドマイヤドン(JBCクラシック1着 ※盛岡ダ2000)

4.同年にダ1800m以上のG1で連対
06年 1番人気2着シーキングザダイヤ(JBCクラシック2着ほか)
05年 11番人気2着シーキングザダイヤ(川崎記念2着)
02年 13番人気2着リージェントブラフ(川崎記念1着)

5.過去にJCダートで5着以内、かつ同年にOPクラスのダ1600m以上で連対
07年 6番人気2着フィールドルージュ(06年JCダート3着/マリーンS1着ほか)
05年 13番人気3着スターキングマン(03年JCダート4着/東海S2着ほか)

6.前走準OPクラスのダ1400m以上で1着
06年 7番人気1着アロンダイト(銀蹄S1着)
04年 7番人気3着ジンクライシス(ブラジルC1着)
01年 4番人気3着ミラクルオペラ(白山大賞典1着)
00年 5番人気2着サンフォードシチー(武蔵野S1着)

7.前走ダ1600m以上の重賞で3着以内
07年 7番人気3着サンライズバッカス(JBCクラシック3着)
06年 8番人気3着フィールドルージュ(武蔵野S3着)
03年 7番人気3着ハギノハイグレイド(白山大賞典2着)

8.過去にダート1800m以上のG1で1着
08年 4番人気1着カネヒキリ(05年JCダート1着ほか)

 ランク1は芝とダートの両実績を問うものとなっているが、ランク最上位に位置づけるべきかどうかはわからない。日本国内に芝路線>ダート路線という事情があり、通常は芝路線の方が競走馬が充実している。しかし、単なる芝のG1ウイナーがノコノコやってきて勝てるほど甘いレースではない。ダートの重賞もキッチリ勝っていてこそチャンスが出てくる。

 東京ダート2100mで行われていた際には、2000mを超える重賞での実績が重要だった。ランク2のように同年にダ2100m以上のG2以上で1着の実績があり、なおかつダ2000m以下のG1でも3着以内の実績がある馬が有力だった。しかし、阪神ダート1800mに変更された昨年もメイショウトウコンが2着に食い込んでおり、引き続きこの手のタイプは勝ち負けになりやすいと判断していいだろう。ただ、5頭中4頭に該当しているブリーダーズGCが今年から門別の2000mで行われるようになったのは痛いところである。

 ランク3は同年のダ1800~2000mのG1の勝ち馬だが、基本的には古馬混合のG1優勝馬だ。帝王賞やJBCクラシックが注目レース。

 ランク4も1800mのG1という線引きをしているが、現在の阪神ダート1800mという条件ならば、同年のマイルG1も無視できないはず。ひとまず条件は変えないでおくが、かつてほど距離実績は問われないことになるだろう。

 ランク5では過去のJCダートで掲示板に乗った馬に注目。今年が不振でなければ着順を上げるケース可能性を考えてもいい。

 ランク6では06年のアロンダイトだけが異色。ジンクライシスの例があったので、3着ぐらいはあってもおかしくなかったが、持ち時計を大幅に更新しての1着は驚きの結果だった。例外と言っていいだろう。両馬の共通を探せば、底を見せていない勢いがある3歳馬だったということだ。

 あとはランク7が相手候補。昨年奇跡の復活を遂げたカネヒキリはランク8。いくらG1馬とはいえ、同馬のようなケースは多くないだろう。

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