1番人気のジャパンCを優勝し、史上4頭目、牝馬では初のJRA7冠馬となったウオッカ(栗・角居、5)の現役続行が6日、濃厚となった。来年3月27日にドバイのメイダン競馬場で行われる「ドバイワールドカップ」(GI、オールウェザー2000メートルの予定)がラストランになる模様だ。
ウオッカは2センチのハナ差でオウケンブルースリを破ったJC後に鼻出血が判明。今回が1度目の発症で、JRAの規定によりレース翌日から1カ月の出走停止となり、ファン投票1位の有馬記念(27日、中山、GI、芝2500メートル)には出走できなくなった。
国内外の強豪を一蹴し、日本の牝馬で初めてJCを制したスーパーホースに対してファンからは称賛の声が高まり、最強馬としてまだ活躍できるとの見方が支配的だった。このまま引退して繁殖入りか、それとも来年も雄姿が見られるのか…。今後の動向が注目されていたが、現役続行の方向で固まった。
ドバイは08年、09年と2年続けて挑戦。いずれもドバイデューティフリー(GI、芝1777メートル)で4着と7着に終わり、09年は現地の前哨戦(GIIジェベルハッタ)で5着だった。来年参戦予定のドバイWCは、今年の1着賞金が約3億4200万円という世界最高賞金レース。舞台はナドアルシバから来年以降、新競馬場のメイダンにかわり、全天候型トラックで開催される。賞金総額もこれまでの600万ドルから一気に約1000万ドルへ大幅アップされることが決まっている。3度目となるドバイ遠征が集大成のレースとなりそうだ。帰国後は繁殖に入る予定。正式には8日に発表される模様。
ウオッカは、レース後も連日、厩舎周りで軽めの引き運動を行っており、鼻出血の影響はなさそう。近日中に栗東トレセン近くのグリーンウッドに放牧に出される。

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