2009年12月29日火曜日

【京都金杯】ギア飛躍の年 悲願のG奪取狙う

 「京都金杯・G3」(1月5日、京都)
 一年の計は金杯にあり-。スマートギアが悲願の初重賞制覇で、2010年の大きな飛躍を目指す。菊花賞4着など、G1馬相手に小差の戦いを演じており、さらに高い頂を狙える逸材だ。初めてになるマイル戦も心配はなし。有馬記念で不出走だった明け5歳世代の大物候補が、新しい年の幕開けを勝利で祝う。
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 新春の淀に豪脚がサク裂する。鳴尾記念で2着のスマートギアはいまだに重賞のタイトルを手にしていないが、これまでに2度の銀メダル、菊花賞でも4着と実績を残しており、その実力は周知の通り。明け5歳馬が縁起レースを制して、さらなる飛躍の年を誓う。
 破壊力はG1馬にも匹敵する。これまでの20戦中、13戦でメンバー最速の上がり3Fをマーク。格上挑戦だった宝塚記念(8着)でも、のちに春秋グランプリを制覇したドリームジャーニーに次ぎ、ダービー馬ディープスカイと並ぶ、2位タイの上がり時計を記録し、存在感を示した。
 中団で運んだ2走前のアルゼンチン共和国杯は12着。「得意の左回りで、条件がそろっていただけに分からないわ」と猿橋助手は首を横に振る。前走の鳴尾記念は3F32秒8の最速上がりで2着。「この馬らしい脚を使ってくれた」と後方待機のスタイルで“らしさ”を取り戻した。淀の外回り。3走前の京都大賞典(2着)でオウケンブルースリと0秒1差の接戦を演じている。持ち味をフルに生かせる設定だ。
 1600メートル戦は初経験。だが、猿橋助手は距離克服の可能性を示唆する。「テンが速くなれば、それらしく伸びてくる。1800メートルでのラップタイムを考えれば、1600メートルでの速い時計にも対応はできるんじゃないかな」。全4勝は千八で挙げている。スローとなりやすい、中長距離よりも、むしろマイルのペースは歓迎と踏む。
 コンスタントに出走しているが、ダメージは皆無だ。「この中間も疲れや心配ごとはないね。年末で変則的な日程となるので、あとは狂いのない調整でレースに出走できればいい」。すぐれた加速力で悲願のゴールを貫く。

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