2009年12月16日水曜日

【朝日杯FS】アシュラ&バーバリアンで頂点獲る

 「朝日杯FS・G1」(20日、中山)
 開業5年目の今年、矢作厩舎は関西リーディング2位(13日終了時点)と大きく飛躍。2歳王者決定戦には、キョウエイアシュラとダイワバーバリアンの2頭出しで臨む。開業初年度にはスーパーホーネットで挑戦。首差の2着に敗れている思い出のレース。5年前の雪辱へ-。ただ、前のめりにはなっていない。平常心で“気楽”に、初G1の戴冠を狙う。
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 大躍進の09年を初G1Vで締める。今年、開業5年目を迎えた矢作厩舎は現在44勝を挙げ、関西リーディングの2位。トップとはわずか1勝差に迫る。「開業当初は上を見る余裕がなかった。下にもいるから…って。でも、今は上を見ることができる。スタッフが誇りを持って仕事しているのが強み。常にトップを狙える厩舎になった」。矢作師は年々スキルアップする厩舎力に胸を張る。
 開業した05年の朝日杯FSがG1初挑戦。スーパーホーネットは首差の2着に敗れた。「あの時は緊張していた。去年のマイルCS(1番人気2着)もすごいプレッシャーだった。緊張は馬にもジョッキーにも伝わるからね。もっと楽しくやんなきゃなって思った」。悔しさを味わったG1を笑顔で振り返る。
 今年は2頭出しで挑む。「今回は2頭とも“状態がいい”って、はっきりと言える。完成度の高いキョウエイ。逆に伸びしろが大きいのがダイワ」。トレーナーは2頭をこう評価する。
 キョウエイアシュラは函館2歳S2着の実績馬だが、休養明けの前走が6着だった。「歯替わりで攻められなかった。それにスタート後に挟まれて流れに乗れなかった。今度は大幅にアップした状態で出せる。マイルもいい」と評価する。
 一方、ダイワバーバリアンのここ2走は、ソエを気にしながらだった。「ソエがチクチクしていた。それで頭が高くて折り合いも欠いた。放牧に出してソエは治まったし、フォームも変わる」と指揮官は力を込める。
 まだG1の勲章は手にしていないが、どん欲さは見られない。「G1はいつか勝てるから。ここは相手が強い。でも、紛れがあれば負かしてもおかしくない。今回は楽しくいける。気楽に一発を狙うよ」。自然体でG1獲りに挑む。

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