「朝日杯FS・G1」(20日、中山)
ベテランが好感触をつかんだ。関東期待のキングレオポルドが美浦Wで最終追い切りを行い、併せ馬で軽やかな動きを披露。当初騎乗する予定だったスミヨンの騎乗停止により、新コンビを結成することになった柴田善臣騎手(43)=美浦・フリー=の表情が思わず緩む好内容だった。前走のベゴニア賞をレコードでV。94年フジキセキとの父子制覇へ、折り合えれば期待が膨らむ。枠順は18日に確定、馬券は19日に前日発売が行われる。
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軽やかな動きに、ベテランの表情が緩んだ。新コンビの柴田善が騎乗し美浦Wで行われた、キングレオポルドの最終追い切り。エクスプレスワン(4歳500万下)を4Fで1馬身半追走し、後ろにはポパイザセーラマン(5歳500万下)を従えての3頭併せ。普段のテンションの高さを封印し、鞍上の指示通りに駆け抜けた。馬なりのまま外のエクスプレスワンに半馬身、内ポパイザセーラマンに1馬身先着。タイムは4F53秒6-38秒5-12秒8だった。
「コーナーコーナーでたまったストレスを最後に取ってあげる感じで走らせた。感触は良かったよ。まじめな馬」と柴田善はファーストコンタクトでの感想を率直に表現する。厩舎としても納得のいく内容だった。「けさは反応を確かめてもらいました。もともと完成度が高く大人びた馬。あとはゲートを出てリラックスして走れれば」。調教担当の橋本助手は、予定通りのケイコを消化できたことにうなずいた。
前走のベゴニア賞をレコードで快勝。初黒星を喫した前々走のいちょうS(4着)と同様に折り合いを欠くシーンも見られたが、力強く押し切ってみせた。搭載エンジンはかなりの高性能。「ベテランの乗り役さんなので、きょう乗って分かってくれたでしょう。うまくコントロールしてくれると思います。ここ2走のような(引っ掛かる)ことはないはず」と橋本助手は期待を寄せる。
「しっかりした馬。ただケイコでは我慢できているけど、競馬では(ハミを)くわえているみたい。そのあたりがどうなるかだろう」と、柴田善も現状での課題はしっかりと把握済み。2歳牡馬王者へ、そして自身は06年高松宮記念(オレハマッテルゼ)以来のG1制覇へ-。熟練の手綱さばきを披露するつもりだ。

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