「日経新春杯・G2」(17日、京都)
新コンビがはじけた。最終追い切りが東西トレセンで行われ、重賞3勝馬のサンライズマックスは武豊が手綱を取り、栗東CWで快調な走りを披露。しまいまでシャープに伸びて、一番時計をたたき出した。約11カ月ぶりとなる勝利を目指し、視界は良好だ。栗東坂路では復帰戦となるベストメンバーと、上昇著しいトップカミングが力強いフットワークを見せた。
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名手をうならせる走りで、春に弾みをつける。サンライズマックスは武豊を背に馬場整地後の栗東CWに登場した。軽やかにチップを踏みしめながら向正面へ。最初の1Fを14秒8で通過すると、そこから早くも戦闘モードに切り替わった。
「いい目標になった」と武豊が振り返るように、前を走る併走馬を視界に置き、スピードを上げていく。ラストは鞍上の、静かだが厳しい檄(げき)に応えるように、シャープに脚を伸ばした。
6F79秒0-37秒5-12秒5。4角で内めを回ったとはいえ、堂々の一番時計をマークした。2週続けて騎乗した武豊は「いい動きでしたね。先週よりも感じが良かった。聞いていたように乗りやすいし、競馬では手こずるようなイメージはない」と好感触を得る。マックスが勝利した3つの重賞で、自身の騎乗馬は2度2着に甘んじた経験があるだけに、「切れ味があるのは身近で見ていて分かっている。うまく一瞬の脚を生かしてあげたいね」と勝利のシーンを描く。
前走の鳴尾記念は小差の7着。いつもより前のポジションでの競馬となった。「あのレースが今後につながればいいと思っています」と樋口助手はプラスにとらえる。明けて6歳。「昔はチャカチャカする面があったが、いまは落ち着いて走れていますね」。まさに充実期を迎えている。
舞台は淀の2400メートルとなる。「距離は手探りだが、昨春の天皇賞(4着)で結果を出しているし、2走前のアルゼンチン共和国杯(4着)でもいい脚を使っていた。ハンデ(57・5キロ)は微妙だが、平たんコースだし、力でカバーしてくれると思う」。斤量を克服して、4つめの重賞を獲りにいく。

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