「シンザン記念・G3」(10日、京都)
闘志満々だ。最終追い切りが栗東トレセンで行われ、キョウエイアシュラが熱のこもったメニューを消化した。DPで6F76秒9の好タイムをマークし、追走並入で好調ぶりをアピール。昨秋の2戦は悔しい結果となったが、伝統の重賞で春へ弾みをつける。2度のレコード駆けが光るエーシンホワイティはDPで追走先着。安藤勝は距離克服に自信を見せた。
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ハードな調教で気合を注入した。キョウエイアシュラは栗東坂路を1本駆け上がってからDPへ移動。ピースオブパワー(4歳500万下)を6Fで1秒9と大きく追走する形でスタートした。
外を回るパートナーに対し、向正面で内めを通りながら徐々に差を詰めていく。ラストは内から馬体を並べる形でゴールを目指した。楽な手応えの相手に、ステッキを振りかざして懸命に対抗。脚色が一杯になりながらも並入に持ち込んだ。
たたき出した時計は6F76秒9-37秒5-12秒0。騎乗した小林慎(レースは三浦)には好感触が残った。「前半が速くなったので追走には苦労したが、しまいまでしっかりとしていた。内にモタれるところは相変わらずだが、歩様に硬さが感じられないし、いい状態にきていますね。体がふっくらとしているので、これだけビッシリとやれるんです」と目下の充実ぶりをアピールする。
札幌でデビュー。新馬戦、ラベンダー賞を連勝し、函館2歳Sで2着した。早熟なイメージは強いが、担当の田代助手はそれを否定する。「夏場はまだきゃしゃな体つきだったが、今は幅が出てきている。朝日杯FSを使う前に歯替わりして、カイ食いが良くなっているね。普段は寂しがったり、幼いところがある。もう少しどっしりしてくれば、もっと良くなってくる」。心身ともに成長の余地を残すと語った。
昨秋の2戦は京王杯2歳S(6着)、朝日杯FS(7着)と着順こそ振わなかったが、安定した末脚は魅力。「前走はスタート後に挟まれて残念なレースだった。ただ、マイルがこなせると分かった」と手応えはつかめた。迎える淀の舞台、切れ味が威力を発揮する。

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