2010年1月13日水曜日

ブルーグラス続くぞ!関東馬3歳重賞3連勝だ…京成杯

 京成杯・G3(17日、中山・芝2000メートル)にキャリア一戦の関東馬ブルーグラスが参戦する。昨年11月のデビュー戦は、もたれながらも中団から抜け出す粗削りなレースぶりで快勝。2010年になって、3歳重賞では、シンザン記念(10日、ガルボ)、フェアリーS(11日、コスモネモシン)と、関東の1勝馬が連続優勝。皐月賞と同じ舞台の一戦で、ダンスインザダーク産駒が、牡馬クラシックの勢力図に名を連ねることができるか注目だ。

 大きな期待の裏返しだったのかもしれない。ブルーグラスのデビュー前、手塚調教師のコメントは決して強気なものではなかった。「500キロを超す馬体は素晴らしいが、スピードがもうひとつ。ゲートも速い方じゃないから、血統的(ダンスインザダーク産駒)に長いところで頑張ってくれるかな」。

 3番人気で臨んだ、昨年11月22日の新馬戦(東京・芝1800メートル)は、道中6、7番手を進み、直線は馬場の真ん中から伸びた。残り200メートルで、内にもたれて前が壁になるシーンがあったが、鞍上の松岡が素速く立て直すと、ゴール前では、後続を1馬身半突き放した。

 レース後、「まだ緩いところがあったので、勝つとは思わなかった」と松岡が苦笑いしたように、仕上がり途上の状態ながら素質だけで勝ち上がった初陣だった。

 6日のニューポリトラックコースの追い切りでは、デビュー前の新馬と併せて、5ハロン63秒5―37秒2―12秒0で楽に2馬身先着。軽快な動きを披露した。「いい走りをしてたよ。調子がいい時は、調教も動くタイプ。仕上がりが良くて、すぐにでも使えそう」と手塚師のトーンも“一変”してきた。

 牡馬クラシック戦線は、朝日杯FSを制し、JRA最優秀2歳牡馬のタイトルを獲得したローズキングダムが一歩リードした感がある。それに続く組もヴィクトワールピサ(ラジオNIKKEI杯2歳S)、エイシンアポロン(朝日杯FS〈2〉着)など関西馬ばかりだ。

 「デビュー戦の東京より中山の方が向いていると思う。ここが2戦目だけど、いい線いってるよ」。手塚調教師の強気が現実になった時、シンザン記念を制したガルボに続く、東の新星が誕生する。

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