2010年1月18日月曜日

フラッシュ、横山典で花咲くV!クラシック枠当確!!…京成杯

 ◆第50回京成杯・G3(17日、中山競馬場、芝2000メートル、良) 皐月賞と同じ中山・芝2000メートルで行われ、1番人気のエイシンフラッシュ(横山典)が、アドマイヤテンクウとの激しいつばぜり合いを制して重賞初制覇。出世レースのエリカ賞に続き、この距離を連勝し、春のクラシックレースの有力候補に躍り出た。3着は2番人気のレッドスパークルが入った。

 横山典の左ステッキがしなった。何度も、何度も、エイシンフラッシュに気合を注入する。ゴール前100メートルは、2頭のマッチレースだ。一度は先頭に立ったが、内のアドマイヤテンクウが必死に抵抗した。それでも、持ち前の勝負根性を発揮。鼻だけ先に出て、クラシックへの扉をこじ開けた。

 「まさか安藤さんが行くとは思わなかった。あの馬が前にいたらしぶといので、3コーナー過ぎからゴーサインを出した。最後は安藤さんが差し返してきたけど、よくしのいでくれた」。初騎乗の横山典は、ホッとした表情で振り返った。

 当初は、前走のエリカ賞で2勝目を挙げた内田が手綱を執る予定だった。しかし、9頭が落馬した11日・中山4Rの事故に巻き込まれて、左腕尺骨を骨折。藤原英調教師は代役探しに奔走した。「(横山は)1勝馬に乗る予定だったのに…。他の調教師には迷惑をかけてしまったけど、こちらを選んでくれた。ありがたかった。ノリには感謝している」と笑顔が絶えなかった。

 指揮官は馬のポテンシャルの高さを再認識した。「最後は若干、力を抜くところがあるけど、並んだらしっかり走る。能力はあるのは分かっていたが、今は大きいところに出すための準備段階でこの成績。能力はある」。

 クラシックへ、大きな1勝となった。「賞金を加算してホッとしたというわけじゃないけど、これから(馬を)作っていく期間を考えるとアドバンテージになる」。1月の時点で確定した“優先枠”ゲットを喜んだ。

 まずは、3か月後に同じコース、距離で戦う皐月賞(4月18日、中山)だ。「皐月賞の前にもう1回、どこかトライアルを使う。もっとしっかりしたら、最後の力強さはさらに増すはず」。悲願の3歳牡馬クラシックの道が開けてきた。

 ◆エイシンフラッシュ 父キングズベスト、母ムーンレディ(父プラティニ)。牡3歳の黒鹿毛。戦績5戦3勝。総収得賞金5873万3000円。重賞初勝利。生産者・北海道千歳市の社台ファーム。馬主・平井豊光氏。栗東・藤原英昭厩舎所属。

 [記録メモ]
◆エリカ賞優勝馬 昨年のアーリーロブストに続く勝利。02年のヤマニンセラフィムも、同じパターンで連勝を決めており、相性がいい。
◆横山典騎手 昨年11月のマイルCS(カンパニー)以来の重賞制覇で、通算118勝目。95年以降、16年連続の重賞Vとなった。

0 件のコメント:

コメントを投稿